2024-11-24 反芻

途切れてしまった縁を別の縁が思いがけず運んでくることがある。縁とはありがたく、またやっかいなものでもあるな、朝からちくりとする。いや、ちくりどころじゃない、なんとか上に土を積んできたけれどやっと埋めただけで痕は消えていないのか。

その時にはそうするほかなかったとしても何か他の方法があったんじゃないかと何度も考えたことには、時々こういうことが起こる。自分の価値観が変わったタイミングでふと思い出すんだと思う。一時的な感情よりも筋を通すことの方が大切だったのだから仕方がない、自分が筋を通したことで失った人間関係ならばそのときには諦めるしかなかった。だけど今の私もあのときの私を認めるか？今の私ならあの時以上のことができるか？何度考えてもやるだけのことをやったし、悩むだけ悩んだのだからああいうふうにしかできなかった、と思う。

今更変えられないことを「今なら」なんて想定して思い返すことになんの意味があるんだろう。自分は正しかったと確認したいのだとしたら愚かなことだと思う。こんな独りよがり、そこに関わった人には何も渡すことができないわけだし。

でも、あとから言い訳ができないほど精一杯やっておいたのだけは（少なくとも私にとっては）よかった。そうじゃなかったらいつまでもしがみついてしまったかもしれないわけだし。

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鰯を買ったので南蛮漬けをする。しばらくぶりすぎて骨を残すか残さないか迷っている。火を通しすぎたくないから骨は抜こうかな。

南蛮漬け作った。汁の味がちょっと薄い気がするけれど大丈夫かな。次回はもう少し油多めにして揚げ焼きくらいにするのもいいかもしれない。